市川團子が体調不良 「ヤマトタケル」当面休演 父・中車が状況告白「昨夜遅くに急に発熱し…」

[ 2024年2月9日 10:26 ]

市川中車
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 松竹は9日、歌舞伎俳優の市川團子が体調不良のため、ダブルキャストを務めるスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」(4日~3月20日、東京・新橋演舞場)を当面の間休演すると発表した。父・市川中車(香川照之、58)がSNSを通じ、理解を求めた。

 「ヤマトタケル」は1986年初演のスーパー歌舞伎第1作。昨年9月に亡くなった市川猿翁さんが主演し演出も手掛けた。

 この日、ダブルキャストを務める團子が体調不良のため、当面の間、休演すると発表された。代役は、小碓命後にヤマトタケル/大碓命はダブルキャストの中村隼人、帝の使者を市川青虎が務める。

 中車は「発表がありました通り、團子が昨夜遅くに急に発熱し、本人が命懸けで臨んでまいりました新橋演舞場の『ヤマトタケル』公演を、本日より休演することとなりました」と團子の休演を報告。「これにより多くのお客様はじめ各方面の方々に多大なるご迷惑をおかけいたしますことを、心よりお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません」とした。

 続けて「本人は1日も早く元気に戻れるよう現在全力で戦っているところでございます」と團子の様子を明かし、「必ず戻って参ります。その時までどうかお許しをお願い申し上げます」と呼びかけた。

 代役について「主演のタケルをダブルキャストで勤められておられる中村隼人さんが、團子の代役を快く引き受けてくださりました。心より御礼申し上げますと共に、公演は予定通り行われますことを改めてご報告申し上げます」と感謝。「引き続き『ヤマトタケル』をどうかよろしくおねがいしますお願い申し上げます」と結んだ。

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