文化放送社長　谷村新司さんの訃報に悔しさにじませ「今でも100歳を超える谷村さんにお会いしたかった」

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　文化放送の斎藤清人社長が19日、東京・浜松町の同局で定例社長会見を行い、10月8日に死去した「アリス」でシンガー・ソングライターの谷村新司さん（享年74）を追悼した。

　今年は同局に「縁がある」著名人の訃報が続いたことにも触れ、「残念な気持ちで何度もなりました」と斎藤社長。11日に東京・グランドプリンス新高輪で行われ、約600人が参加した送るの会に自身も参加したことを報告した。

　「谷村新司さんは類まれなるシンガーソングライターであり、ミスターラジオ、ミスター文化放送」と紹介したうえで、斎藤社長は「谷村新司さんの訃報は今も残念に思いますし、今でも100歳を超える谷村さんにぜひお会いしたかったという、思いを馳せます」と突然の訃報に悔しさをにじませた。

　同局は、人気を集めたラジオ「セイ！ヤング」「青春大通り」「青春キャンパス」で谷村さんとダブルパーソナリティを務めた盟友・ばんばひろふみをゲストに迎え、19日夜に谷村さんの追悼番組「谷村新司　ラジオデイズ」（午後７時）を放送。同番組について、斎藤社長は「笑って送ろうと、谷村さんの特番を編成いたしました」と説明した。

　谷村さんの訃報についてあらためて「かえすがえすも、残念、無念でございます」と惜しんだ。