永瀬拓矢九段、菅井竜也八段、羽生善治九段で1枠争う　王将戦挑戦者決定L最終一斉3局

羽生九段（左）と永瀬九段
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　将棋の第73期ALSOK杯王将戦（スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催）はきょう22日、東京都渋谷区の将棋会館で挑戦者決定リーグの最終一斉3局を行う。

　藤井聡太王将（21）＝8冠＝への挑戦権獲得圏内にいるのは4勝1敗の永瀬拓矢九段と菅井竜也八段に加え、4勝2敗で全6局を終えている羽生善治九段の計3人。最終局で永瀬○、菅井●なら永瀬の挑戦となり、永瀬●、菅井○では菅井の挑戦が決まる。両者勝ちは両者によるプレーオフ。両者負けだと前年順位に基づく序列上位の羽生と永瀬のプレーオフとなる。3勝2敗の近藤誠也七段は4勝目を挙げても序列上、プレーオフ出場資格はない。

　開局は午前10時で、持ち時間はチェスクロック計測の各4時間。終局は夜になる見込みだ。