フジテレビ　女子アナが相次いで番組欠席のワケは「少しでも体調に不安を感じたら休むよう指導している」

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　フジテレビは27日、東京・台場の同局で定例社長会見を行い、同局女子アナウンサーに体調不良者が続出している状態について見解を示した。

　同局の女子アナについては、渡邊渚アナが7月から休養中。出演していた「めざましテレビ」（月～金曜前5・25）では、入院して当面休養することが伝えられ、今月には昼のバラエティー番組「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）からの卒業も発表された。

　22日には3カ月ぶりにSNSを更新。「この4ヶ月で私はいろんなものを失いました。食べられなくなった。うまく歩けなくなった。うまく指が動かなくなった。大切にしていた仕事もなくなった。目標もなくなった。できなくなったことを数えるとキリがないくらい」などと、病院のベッドに横たわった自撮り写真をアップし、大きな反響が寄せられていた。

　また、井上清華アナはメインキャスターを務める「めざましテレビ全部見せ」（月～金曜前4・55）を16日から24日まで7放送日連続で欠席していたが、25日に「すっかり元気になって戻ってきました」と番組復帰。小室瑛莉子アナはメインキャスターを務める「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）を12日から5放送日連続で欠席し、23日に復帰していた。

　アナウンサーが相次いで体調不良で番組を欠席していることについて、港浩一社長は「アナウンサーが体調不良で番組を休む機会が増えているのは、コロナ禍以降、少しでも体調に不安を感じたら無理せず休むよう指導しているため」と説明。

　「アナウンサーの勤務シフトは、負荷がかかりすぎないよう、一人一人細かく配慮して決めている。労働環境に何らかの問題があり、体調不良者が発生しているというふうには考えていない」と語った。