遠野なぎこ ジャニーズ改名問題に言及「絶対に変えるべき」「見て見ぬふりをしてきた罰」

[ 2023年9月20日 23:03 ]

女優の遠野なぎこ
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 女優の遠野なぎこ(43)が20日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)に生出演し、ジャニーズ事務所の名称変更をめぐる問題について私見を語った。

 同事務所は19日に開いた取締役会を受け、公式サイトで文書を公表。「藤島(ジュリー景子前社長)が保有する株式の取り扱い、被害補償の具体的方策、社名変更、所属タレント及び社員の将来など、今後の会社運営に関わる大きな方向性についてあらゆる角度から議論を行い、向かうべき方針を確認いたしました」と説明し、社名変更を検討していることを明らかにした。7日の会見では、東山紀之社長が社名を継続する方針を示したが、変更の可能性は「ある」と含みを残していた。

 名称存続を発表後、世論の風当たりを受け、今度は改称に向けて動き出した事務所。遠野は「変更せずに頑張っていくべき一考の余地があるなんていうのは、とんでもない話だと思います。甘かったでしょうね、認識が。世間の認識とのズレがとても大きくあったと思いますし、これは絶対に変えるべきだと思います。犯罪者の名前ですから」と厳しい言葉を放った。

 ジャニーズ性加害問題当事者の会の会員らからは、今でも「ジャニーズ」の名前を聞いただけで被害がフラッシュバックする人もいるという。遠野は「たった1名でも、社名が残ることでフラッシュバックする方がいるのなら、それだけで変えるべきだと思います。犯罪者の名前ですからね。そこの認識はまっねたくズレていると思う。甘えがあったと思う。海外から見たら、これは日本の恥です…としか思えないです」と断じた。

 一方で、改名を余儀なくされる可能性があるグループ、そのメンバーには同情した。「タレントさんの名前ですよね。関ジャニさんとかジャニーズWESTさんとか。ファンの子たちがどう受け入れていくか、これから先。彼らには何の罪もないのに、これから変えていかなきゃいけないのかとか」。

 事務所の今後の行く末については、「とんでもない数の変更が起きてくる。これが犯罪に対して、見て見ぬふりをしてきた罰だと思います。みんなが知ってたことですから。素人でも分かってたことですから」と指摘し、「真摯に対応して、頑張って欲しい」とも話した。

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