王将戦挑戦者決定リーグ 羽生九段―近藤七段戦で開幕 戦型は相掛かり

[ 2023年9月20日 10:31 ]

王将戦挑決リーグ開幕局 初手を指す羽生善治九段(左)。右は近藤誠也七段(撮影・我満 晴朗)
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 将棋の第73期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグは20日、東京都渋谷区の将棋会館で午前10時に始まった羽生善治九段(52)―近藤誠也七段(27)戦で開幕した。

 先手は前期挑戦者の羽生で、戦型は相掛かりへと進んだ。

 同リーグは前期成績上位4人のシード組と、予選を勝ち上がった3人の計7人による総当たり戦。11月22日の一斉対局で終了する。リーグの優勝者は来年1月開幕予定の7番勝負で藤井聡太王将(21)=名人、竜王、王位、叡王、棋王、棋聖含む7冠=と対戦する。

 持ち時間は秒単位実測のチェスクロック使用で各4時間。正午から40分間の昼食休憩を挟み、終局は夜になる見込みだ。

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