ニッポン放送社長 ミュージックソンのパーソナリティーでのジャニーズ起用「絶対ということではない」

[ 2023年9月13日 15:03 ]

東京・有楽町のニッポン放送
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 ニッポン放送の檜原麻希社長が13日、東京・有楽町の同局で定例会見を行い、ジャニーズ事務所の故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受けてのキャスティグへの影響を説明した。

 檜原社長は「現時点で我々、番組を行っているパーソナリティーに関してはすぐに変更することは致しません」と説明。「(被害者の)その苦しみを社会全般的に考えていかないといけない。ネット社会でいろいろな意見が出てくる中で、二次被害が出てきてもいけないので、我々はその都度、冷静に判断していかないといけない」と話した。

 その上で、年末のチャリティーミュージックソンのパーソナリティーについても言及。昨年はSixTONESがパーソナリティーを務め、大盛況に。2018年以降はKis-My-Ft2、SixTONESでジャニーズタレントがパーソナリティーを務めていた。檜原社長は今年のパーソナリティーについては「毎年11月1日に発表している。ここ数年はジャニーズタレントが続いていましたけど、歴代を見ていただくくと、それが絶対ということではない。11月の発表を楽しみしていただきたい」と語るにとどめた。

 檜原社長は7月の定例会見で、レギュラー番組に関しては「彼らが真摯に、誠実に、リスナーに喜ばれるようなエンターテインメントを送り続けてくれていることを、我々がサポートすることに変わりない。皆さんに理解していただければありがたい」と話していた。

 国際的にも問題となっている性加害問題。外部専門家による「再発防止特別チーム」の調査報告書を受け、事務所側は7日に会見を行い、再建へ向け藤島ジュリー景子社長の退任と、少年隊の東山紀之の新社長就任を発表した。会見後には、所属タレントを広告に起用している企業が次々と契約期間終了後には更新を行わないと発表するなど、スポンサーのジャニーズ離れが進んでいる。一方、テレビ各局はタレント起用など対応が分かれている。

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