浜辺美波も参加「らんまん」→「ブギウギ」朝ドラバトンタッチ4年ぶり公開 現場沸く!息抜きは1人の時間

[ 2023年9月13日 13:32 ]

<朝ドラバトンタッチセレモニー>らんまんの(右から)神木隆之介、浜辺美波からブギウキの趣里(左)にバトンが渡された (撮影・奥 調)
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 今月29日に本編最終回(第130話)を迎えるNHK連続テレビ小説「らんまん」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)の主演を務める俳優・神木隆之介(30)とヒロインを務める女優・浜辺美波(23)が13日、大阪放送局を訪れ、10月2日にスタートする次回作「ブギウギ」のヒロインを務める女優・趣里(32)と朝ドラ恒例のバトンタッチセレモニーを行った。コロナ禍の影響のため、報道陣に公開されたのは実に4年ぶり。バトンパスの3人のポージングなどに多くの局員も詰め掛けたスタジオは沸き、朝ドラの“現場”に活気が戻った。

 今年3月17日に行われた「舞いあがれ!」→「らんまん」のバトンタッチは神木1人だったが、今回は浜辺も参加。コロナ禍以降、非公開だったセレモニーだが、今回は2019年度前期「なつぞら」→後期「スカーレット」(19年9月17日)以来4年ぶりに取材陣を入れた。

 恒例のプレゼント交換は「らんまん」側から四つ葉のクローバー(レプリカ)など、「ブギウギ」側からは木の風呂桶(ヒロインの実家が銭湯)が贈られた。

 長丁場を乗り切るコツについて、浜辺は「息抜きを大事にしていました。かつらをつくる40分間、携帯でゲームをしてみたり、オススメの漫画を読んでみたり。定期的に気分を変えながら、自分で自分の機嫌を取って。1人で好きに過ごす時間を意識的につくっていました。人とおしゃべりするのも楽しいんですけど、それだけだと、たまにいっぱいいっぱいになってしまうので、1人でボーっとする時間や好きなことをする時間をつくるようにしていました」と振り返った。

 朝ドラ通算108作目。「日本植物学の父」と称される牧野富太郎をモデルに、江戸末期から昭和の激動の時代を生き抜き、明るく草花と向き合い続けた主人公・槙野万太郎の人生を描く。

 朝ドラ3作ぶりの視聴率19%超えをマークするなど、ドラマの人気を支えるのは「朝ドラ屈指の傑作」の呼び声も高い劇作家・長田育恵氏(46)の脚本。 丁寧に積み上げた人物描写や美しい台詞の数々、牧野博士の名言「雑草いう草はないき」の通り、光り輝く脇役たちと週タイトルの植物が絡み合う巧みなストーリー展開が視聴者を魅了。キャストの熱演、画面に映り込む花々など細部に行き届く品のある演出も相まって、派手さはなくとも支持を集めた。

 「ブギウギ」は映画「百円の恋」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した映画監督の足立紳氏が脚本。戦後の大スター。笠置シヅ子をモデルに、ヒロイン・花田鈴子の生涯を描く。

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