高畑充希 映画「バービー」公式アカウントの“悪ノリ”に悲痛な思い 「本当に本当に残念」

[ 2023年8月2日 18:30 ]

高畑充希
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 女優の高畑充希(31)が2日、自身のインスタグラムのストーリーズを更新。映画「バービー」(日本では11日公開予定)のジャパンプレミア試写会についてつづった。

 バービー人形の世界を実写化した「バービー」と、原子爆弾を開発した物理学者を主人公にした「オッペンハイマー」の米映画2作品のコラージュ画像がSNS上に多数投稿され、原爆投下を連想させる画像に「バービー」の米公式アカウントが「思い出に残る夏になりそう」などと返したことが物議を呼んでいる。

 「バービー」の日本の配給元のワーナーブラザースジャパン合同会社は7月31日「極めて遺憾」とするコメントを発表。これを受け、米ワーナー・ブラザースが同日(日本時間1日)、地元芸能メディアに対して「配慮に欠けた投稿を遺憾に思っております。心からおわびします」とする声明を出した。

 そんな中、主人公・バービーの吹き替えを担当した高畑が2日、都内で行われるジャパンプレミア試写会を前に「舞台挨拶の件、ご心配おかけしてすみません。今回のニュースを耳にしたとき、怒り、というよりは正直不甲斐なさが先に押し寄せてきました」と今回の件について切り出した。

 続けて「先日までスペインにいたので『Barbie』と『Oppenheimer』2作品の盛り上がりは肌で感じていました。映画界が盛り上がっていて素晴らしいな、と思いながら街歩きをしていたので、今回の件は本当に本当に残念です。他人事ではなく考えてもらえるにはどうしたらいいんだろう、と。声を上げ続けるしかないのかな、と。モヤモヤする中で今日という日を迎えてしまいました」と打ち明けた。

 高畑はジャパンプレミア試写会の登壇を辞退することも考えたといい、その上で「私自身、このBarbieという作品自体の素晴らしさはぜひ知っていただきたいな、という気持ちを消せませんでした。なので、複雑な感情はありますが今日1日、真摯につとめさせていただきたいと思います」と意気込んだ。

 しかし最後には「明るい気持ちで今日を迎えたかったなー、悔しいです。楽しみにしていたので、とても」と悲痛な思いを漏らしていた。

 ▽バービー 1959年に米国マテル社が発売した着せ替え人形「バービー」の世界観を再現した実写映画。バービーの体に異変が起こり、幼なじみのケンとともに人間の世界に原因を探りにいくストーリー。日本では11日公開。

 ▽オッペンハイマー 原爆開発を主導したことから「原爆の父」として知られる米物理学者ロバート・オッペンハイマーの伝記映画。日本公開は未定だが、洋画配給関係者によると「本国では日本公開を検討している」という。

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