草なぎ剛 1年ぶりの主演舞台で見せる「新たな一面」 名作で“演技派”の実力発揮

[ 2023年8月2日 05:00 ]

舞台「シラの恋文」で主演を務める草なぎ剛
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 俳優の草なぎ剛(49)が舞台「シラの恋文」に主演する。これまで何度も舞台・映画化されてきたフランスの名作「シラノ・ド・ベルジュラック」に着想を得た新作舞台。今年12月の京都、福岡公演を経て、来年1月から東京・日本青年館ホールで上演される。

 「シラノ・ド・ベルジュラック」は、容貌に悩む主人公が、自身の恋心を隠しながら、若者の恋の手助けのためにラブレターを代筆する物語。今回の舞台は、人気劇作家の北村想氏(71)が設定を日本に移し、切ないラブストーリーとして展開していく。

 草なぎは、故つかこうへいさん作の舞台「蒲田行進曲」(99年)で強烈な印象を残した。つかさんからは「大天才だよ」と絶賛され、解散したSMAPのメンバーの中でも屈指の演技派として知られる。

 “洋物舞台”にも積極的に挑戦。英国のチャールズ・ディケンズの「二都物語」(13年)、イタリアのフェデリコ・フェリーニ監督の映画「道」の音楽劇(18年)と名作に出演。「シラの恋文」はこの2つに続く世界的作品への主演となる。

 舞台主演は昨年10月の「burst!~危険なふたり」以来、1年ぶり。今秋にはNHK連続テレビ小説「ブギウギ」で、服部良一さんをモデルとした役柄で朝ドラにも初挑戦。関係者によると、現在は大阪でその撮影に励んでおり、「多忙なスケジュールの合間を縫って、秋ごろから今回の舞台の稽古に入るようです」という。「キャスト、スタッフの皆さんとコミュニケーションを重ね僕自身も新たな一面をお見せできるように頑張ります!」と意気込んでいる。

 共演は大原櫻子(27)、段田安則(66)、工藤阿須加(32)ら。工藤は今回が初舞台となる。

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