猿之助被告 都内の総合病院に入院 関係者「十分な環境」

[ 2023年8月2日 05:08 ]

市川猿之助被告
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 両親への自殺ほう助罪で起訴された歌舞伎俳優の市川猿之助(本名喜熨斗孝彦)被告(47)が都内の総合病院に入院していることが、保釈されてから一夜明けた1日、分かった。療養しながら初公判に備えるとみられる。

 猿之助被告が滞在している総合病院は、これまでも多くの芸能人やスポーツ選手が入院した施設。しばらくここで療養し、公判への準備を進めるとみられる。元大阪地検検事の亀井正貴弁護士は「初公判は9月中~下旬。11月か12月に判決ではないか」と指摘している。

 関係者によると、裁判所側との話し合いの中で、保釈の際には再度自殺を図らないよう周囲の監視が行き届く環境の整備が求められていたという。この病院は多くの著名人を受け入れてきた実績があるだけに、関係者は「猿之助さんには十分な環境」と話している。

 所属事務所は前日に「今後も公判の推移を見守っていく所存」とコメントを発表。1日もスポニチ本紙の取材に「昨日の通りです」と話した。松竹も「司法による最終的な判断がなされるまでは会社としての見解について申し上げることは差し控えさせていただきたい」とのコメントから「変わっていない」とした。

 猿之助被告が関わる予定だった舞台作品は混乱が続いている。来年2、3月に新橋演舞場で上演を発表しているスーパー歌舞伎「鬼滅の刃」は中止が決まっているが、いまだ公には発表できておらず、公式サイトもそのまま。関係者は「松竹は対処に苦慮している。代わりの作品が決まらないと、正式に中止は発表できないでしょう」と話した。

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