日本テレビ系「CODE―願いの代償―」 プロデューサー語る 染谷の存在感

[ 2023年8月2日 07:00 ]

坂口健太郎(右)演じる刑事に接触していくひょうひょうとした雑誌記者を演じる染谷将太(読売テレビ提供)
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 日本テレビ系ドラマ「CODE―願いの代償―」(日曜後10・30)はどんな願いでもかなえるアプリ「CODE」を巡るノンストップ・クライム・サスペンスだ。俳優の坂口健太郎(32)演じる「CODE」を使用し婚約者の死の真相に迫る刑事・二宮湊人に何かと接触する、俳優の染谷将太(30)演じるフリーの雑誌記者・椎名一樹も物語の鍵を握っている。

 中間利彦プロデューサーは染谷の印象を「天才的なのはもちろん、自然体で“そこにいる”っていう存在感がすごい」と語った。オファー時はその存在感に加え「ひょうひょうとした怪しさを出してほしい」と依頼。初登場時の椎名はハットにサングラス姿のただならぬただずまいで怪しさ満点の存在感を放ち「“まさにお願いした通り!”でした」と感服したという。

 一見、悪者にも見えそうな風ぼうの椎名だが、物語が進むにつれて椎名が「CODE」の謎を追っていることが徐々に判明。「椎名はニヒルでくせ者。本心をストレートに言わないが、実は胸には熱い思いがある。その熱さだけは婚約者の死の真相に迫る二宮の熱さに通じる部分でもあります」と椎名のキャラクターを説明した。「二宮と椎名、個性が異なる2人が『CODE』に立ち向かっていくという物語でもある。今後この2人が一緒に行動することが増えていきます」とも明かした。

 中間氏からみた染谷は「作り手にすべてを委ねてくれる役者さん」。染谷本人も「僕はいただいた台本をやるっていうスタンス」と口にしていたという。その中で制作側が「これどうかな…」と不安に思うことを問いかけると「ピタッ!と的確な意見やアドバイスをくれる。委ねたものを何倍にもしてくれる。改めて天才だと感じてます」とその凄さを表現した。

 そして「何より、現場が好きなんだと思います」と口にした。自分のシーン以外でも撮影現場に顔を出すことが多く、気付いたら制作陣の後ろからモニターを一緒に見ていたりすることもあったという。また坂口との関係性にも言及。「坂口さんが明るいこと言って、染谷さんが優しくそれを受け止める。この雰囲気が最高なんです。この2人が現場の奮起の土台を作ってくれています」と感謝した。

 そんな撮影現場を支える2人が、二宮・椎名という熱い思いを秘めた役を演じ、共同戦線を張っていく今後の展開から目が離せない。

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