西川貴教「キャストの一人と思ってお越しいただきたい」 ミュージカル「スクールオブロック」

[ 2023年7月4日 15:22 ]

ミュージカル「スクールオブロック」のプレライブを行った(1の前列左から)鴻上尚史氏、柿澤勇人、西川貴教、濱田めぐみ(後列同)太田基裕、梶裕貴、はいだしょうこ、宮澤佐江
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 歌手の西川貴教(52)、俳優の柿澤勇人(35)らが4日、都内でミュージカル「スクールオブロック」のプレライブを都内で開催した。

 2003年の同名米映画のミュージカル化で、西川と柿澤はダブルキャストで校則にとらわれない破天荒な教師デューイ役で主演する。当初は20年の上演が予定されていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により全公演が中止に。西川は「お客さんと一緒に歌って盛り上がってこそ楽しめる。キャストの一人と思ってお越しいただきたい」と力強くアピールした。

 西川は「スティック・イット・トゥ・ザ・マン(支配者に立ち向かえ)」、柿澤は「スクールオブロック」を、オーディションで選ばれた子供たちのバンドの演奏で歌唱。柿澤は、「袖に立つとひざが震えるほど緊張したが、演奏を聞いたら楽しめた。ロックの本質は完璧にやることではない。心から叫ぶことだというセリフがありますが、それは我々にも当てはまる。今回は完璧を求めずにやっていきたい」と冗談交じり抱負を述べた。

 演出の鴻上尚史氏は、映画はもちろん米ブロードウェーやロンドンでのミュージカルを観劇するほどの大ファンで、「クリエイターとしてやられたと思った。これは名作にしなければしようがない。間違いなく面白い作品になる」と自らに使命を課した。西川も、「長いようであっという間のように感じる勢いのある舞台になると思う。今回は24人の子供たちと過ごしますが、20年にやるはずだった子供たちの思いも背負って舞台に立ちたい」と決意をにじませた。

 共演は濱田めぐみ、梶裕貴、太田基裕、はいだしょうこ、宮澤佐江ら。東京公演は8月17日~9月18日、池袋の東京建物ブリリアホール、大阪公演は9月24日~10月1日、新歌舞伎座で行われる。

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