草なぎ剛「ブギウギ」でNHK朝ドラ初出演「昭和の時代を駆け抜けます」主演・趣里と初共演へ

[ 2023年7月4日 05:00 ]

NHK連続テレビ小説「ブギウギ」に出演する草なぎ剛
Photo By 提供写真

 NHK大阪放送局が23年度後期朝の連続テレビ小説「ブギウギ」の新たな出演者を発表。俳優の草なぎ剛(48)が朝ドラに初出演する。

 草なぎが演じるのは、大阪生まれの作曲家「羽鳥善一」。モデルは作曲家の服部良一氏で、ジャズを得意とし「東京ブギウギ」「青い山脈」「別れのブルース」など数多くの名曲を世に送り出す。上京した主人公の花田鈴子(趣里)の才能にほれ込み、鈴子を鍛え上げて一流の歌手へと成長させる。

 草なぎは「初めての朝ドラ出演で、昭和の作曲家・服部良一さんがモデルの役を演じさせていただきます。皆さんに楽しんでいただける作品になるよう、服部さんの楽曲を聴き、収録に臨みたいと思います。僕自身も昭和の時代を駆け抜けます!」と話した。

 主演の趣里は「草彅さんは、物心ついた時からドラマやお芝居を拝見していて、尊敬する俳優の一人でした。今回、初めてご一緒できると聞き、本当にワクワクしています」と喜びをコメント。「台本の羽鳥先生のキャラクターがすごくすてきで、草彅さんが演じる姿を想像するだけで、最高に面白いものになると感じています。羽鳥先生も鈴子も、音楽を愛していて、心から楽しむことが共通していると思います。師弟として通じ合う二人を、草彅さんと演じていけることに、心躍る思いです」を胸を高鳴らせた。

 制作統括の福岡利武氏は、草なぎの起用にあたり「草彅剛さんは、鋭さとチャーミングさを合わせ持つ俳優だと感じています。音楽を愛し、音楽に愛された服部良一さんがモデルの羽鳥善一という役を、どう演じていただけるのか本当に楽しみです。草彅さんとは2021年大河ドラマ『青天を衝け』でご一緒して以来になります。またお仕事をご一緒させていただくことができ大変光栄です。草彅さんと趣里さんが山あり谷あり笑いあり、激動の時代を生き抜く師弟の物語を紡ぎ出してくれると思います。楽しみにお待ち下さい!」と期待を込めた。

 ブギウギは109作目の朝ドラ。モデルは笠置シヅ子。大阪の銭湯の看板娘で、おしゃべりで歌って踊ることが大好きなヒロイン花田鈴子(はなだ・すずこ)が憧れの歌劇団に所属。やがて上京し、大スターへと駆け上がっていく姿を描く。脚本は映画「百円の恋」などで知られる足立紳氏。音楽は服部隆之氏。

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