朝倉隆さん　すい臓がんで死去　71歳　「ウルトラマンレオ」など出演、森進一、山内惠介らプロデュース

朝倉隆さん
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　元俳優で歌手、音楽プロデューサーの朝倉隆（あさくら・たかし）さんが6月30日午後0時47分、すい臓がんのため都内の病院で死去した。71歳。大阪府出身。通夜は6日午後6時、葬儀・告別式は7日午前9時半から、いずれも東京都中央区築地3の15の1、築地本願寺聞法ホールで。喪主は妻由起子（ゆきこ）さん。

　由起子さんによると、昨年10月ごろから体調不良を訴え、今年2月の検査ですい臓がんと判明。抗がん剤治療などで闘病してきたが、6月初めに発熱して入院して以降、衰弱していったという。

　朝倉さんは東宝の子役出身で70年代に東宝作品を中心に出演。主な出演ドラマに「泣くな青春」（72年）「細うで繁盛記」（73年）「ウルトラマンレオ」（74年）など。歌手として日本コロムビアからデビューし「何時か…」「旅立ち」（ともに77年）、中日ドラゴンズの球団歌「勝利の叫び」（78年）などを歌った。その後、ビクターエンタテインメントのディレクターに転身。森進一のプロデュースのほか長山洋子、門倉有希、山内惠介らを担当。制作3部部長を務めた。