鈴木亮平「負けるわけにはいかない」と思った俳優を明かす「ここまでやるものなんだって」

[ 2023年4月23日 23:16 ]

鈴木亮平
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 俳優の鈴木亮平(40)が23日放送のTBS「日曜日の初耳学」(日曜後10・25)に出演。俳優生活で大きな影響を与えた俳優について語った。

 15年のTBS日曜劇場「天皇の料理番」の主演、佐藤健で、鈴木は佐藤の兄役を演じた。鈴木は「初めて日曜劇場に出させていただいたドラマで、日曜劇場の原体験が残ったドラマですね。特に、主役の佐藤健君の包丁さばきを見た時に、ものすごいんですよ。どれだけ練習したらこうなるんだ、というくらいの。本物の手さばきを身に着けていて、自分の中で日曜劇場って、ここまでやるものなんだって意識を植え付けられた体験だった」と語った。

 その後も同じ日曜劇場の「TOKYO MER」主演を務めたが、手術シーンを演じるために、普段から練習のために人工皮膚を持ち運んでいることが明かされた。そのため、ロケで和歌山に行く飛行機に乗るとき、荷物の中に鉗子やハサミが入っていて止められたことがあったと話した。そこまで打ち込んだ理由に「どこかで、健の包丁さばきに負けるわけにはいかないって思っていましたね」と明かした。

 同ドラマで鈴木は20キロ減量した役作りが話題となった。病で身体が衰弱する姿を追及したが、鈴木は「見た目に説得力があるというのもそうなんですけど、自分が病気だと信じた状態でいないと…不器用なんでしょうね。病人だってことを信じ込めないんですよ。どこかに日曜劇場って身も心もすべてを捧げてこそ伝わるっものだってあるのは、天皇の料理番のおかげですね」と語った。

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