満島ひかり　三浦大知らと寮から脱走実行も…涙の幕切れ「助けて下さい！みたいな」

女優の満島ひかり
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　女優の満島ひかり（37）が、23日放送のNHKラジオ第1「ヴォイスミツシマ」（日曜後3・05）に出演し、歌手の三浦大知（35）らと組んでいたダンス＆ボーカルグループ「Folder」時代の思い出を語った。

　ともに沖縄出身で、沖縄の芸能スクール「沖縄アクターズスクール」で出会い、1997年に「パラシューター」でシングルデビュー。フジテレビ系子供番組「ポンキッキーズ」にも出演した。

　満島はFolder結成の瞬間をよく覚えているという。「社長さんがやってきて、“大知をデビューさせたいんだけど、他（のメンバー）も欲しいです”みたいな感じで」。さらに「“君、君、君”って指さされたの、すごい覚えてて」と、社長が候補メンバーを次々に指さし、指名していったという。「楽しかったけど、“君、君、君”って呼び出されて、7人集められて。“ポンキッキーズに出たい人？”、全員“はーい！”みたいな」。大ざっぱな決め方に、三浦も「よくないと思いま～す！社長」と笑っていた。

　上京後には、メンバー7人で寮生活を送ったという。三浦は「ちょっとした鏡の部屋で、テレビ番組に向けた練習とかをみんなでやったのは、すごい覚えてる。そのちょっとしたダンスレッスンの部屋の上の窓から、逃げ出したりした」と告白。満島も「そうそうそう！」と答え、「私たちはここに閉じ込められてるのかもしれないとか言って。このまま誰も来ないまま死んでいくのかもとしれないとか、アニメ的な妄想に駆られて」と懐かしそうに語った。

　脱走したのはいいものの、土地勘もない場所で迷ってしまったという。三浦が「ちょっとだけ散歩みたいなのをしたけど、自分たちの居場所が分からなくなって、マネジャーさんに泣きながら電話するっていう」と話すと、満島も「助けて下さい！みたいな」と振り返っていた。