ロザン　AIの社会進出で変革する社会を予想　菅「個の時代に」宇治原「僕はリアルな人間が…」

ロザンの菅広文（左）と宇治原史規

　お笑いコンビのロザンが23日までにYouTubeチャンネル「ロザンの楽屋」を更新。AI（人工知能）によって変化する未来を予想した。

　注目を集める「ChatGPT」など、社会はAIによって確実に、急速に変貌を遂げている。宇治原史規(47）が「AIによって仕事がなくなる話って、どう思います?」と菅広文（46）に問題提起したうえで、最初に持論を明かした。

　「希望も入っているのかもしれんけど、どんどん（仕事が）なくなっていくって、ホンマにあるのんかな、と。僕はリアルな人間が書いたもんを読みたいし、リアルな人間がしゃべっている話を聴きたいって、思うんですよね」

　流布する「定説」に疑問符を投げかけると、菅は違う角度から自分の意見を披歴した。

　「できる人が一杯やる時代になるんじゃないかな。YouTubeで（宇治原が）編集できるようになったら、（宇治原が）編集できるやん。文章で起こしましょうってなったら、オレができるやん。（今まで）誰かに任せてきた部分がAIの発達で、（自分で）できてしまうわけやん。一人の人が何個でもやる、個の時代になると思うわ」

　納得顔で聞いていた宇治原は、あるジャーナリストの書いた文章も引用しながら、「（人が）どうやってAIを使いこなすか。（AIを）アシスタントとして使うべきなのでは」とコメント。菅は「（AIがいろんな仕事を助けてくれるから）言い訳がきかへんような時代になると思う」と未来予想図を口にした。