ヒカル ユーチューブ史に残る炎上「VALU騒動」を回顧「実家、墓を特定されて…こんなに嫌われるかと」

[ 2022年6月29日 16:39 ]

ヒカル
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 ユーチューバー・ヒカル(31)が29日までに自身のユーチューブチャンネルを更新。ユーチューブ史に残る過去の大炎上について言及した。

 ヒカルは長崎・壱岐島の商業高校で外部講師として学生にスピーチした際の動画を公開。「学校の素晴らしいところは、不特定多数の人と理由がなく出会えるところだと思う。社会に出ると、この人数が集まることがまずない。その時間を楽しんでほしい」と学生時代の尊さを語った。

 続けて「人生は、いつ、どの瞬間からもやり直せるし、事態を好転させていけると思う。とにかく悲観的にならないようにいてほしい」と熱弁。「今は知っている人は少ないかもしれないんですけど、僕、ネット上で大炎上をしたことがあるんですね。ユーチューブ史上、一番炎上したと言われている炎上を経験しました」といい「低評価ボタンで20万バットもらったり、登録者数も60万人減って。世界1位の記録を更新したり、2ちゃんねるのスレッド数で日本1位を獲得したりとか、不名誉な記録を実は持っているんですよ」と明かした。

 「その時、ネット上のはなしですが 僕はすっごい嫌われていました。こんなに嫌われるか、というくらい嫌われて。実家が特定されて、墓が特定されて、俺にどんな恨みがあるんだろうなと思うくらいネットから攻撃を受けたことがあったんですね」と当時を回顧。

 「周りから“もう人生終わった”“ヒカルっていうユーチューバーの人生は終わった”“もうここから復活することはない”といわれるくらい僕は落ちた。でも、結果、今ここに立ってる。それが4年くらい前の出来事です。4年間で復活したわけです。いろいろなことをやって、試行錯誤を繰り返して」と再起したことを熱く語り「だから、スタート地点がどこでも成功できるし、仮に何かに挑戦して、失敗して、落ちたとしても戻ってこられる。はい上がれる。それを覚えていてほしいです」と自身の経験を踏まえて学生たちに呼びかけた。

 ヒカルは2017年、仮想通貨を使った擬似的な株式(VA)を発行することで、自分自身の価値を売買できるサービス「VALU」を巡り大炎上。同年9月に謝罪動画を投稿し、無期限の活動休止を発表した。2カ月後に動画を投稿すると、20万回を超える低評価ボタンが押され、当時のユーチューブ史上最高の低評価数を記録した。

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