桂二葉が「NHK新人落語大賞」を受賞 女性落語家で史上初「一番始めに一番になりたかった」

[ 2021年11月23日 14:33 ]

「令和3年度NHK新人落語大賞」で大賞に輝いた桂二葉
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 「令和3年度NHK新人落語大賞」の決勝大会が開催され、桂二葉(35)が大賞に輝いた。

 若手落語家日本一を決める今大会は、前身の「NHK新人落語家コンクール」から数えてちょうど50回目。女性落語家の大賞は史上初めてだ。二葉は「女性が大賞を受賞したことがなかったということもあって、一番始めに一番になりたいという気持ちがあったので、ものすごく嬉しいです」と満面に笑み。「審査員全員から満点をもらいましたが、満点というのはテストでも取ったことがなかったので、意外でした」と驚きを隠せなかった。

 二葉は大阪市東住吉区出身。京都橘大卒業後、会社員を経て11年に桂米二(64)に入門した。おかっぱ頭と甲高い声で、今や人気者だ。

 今大会は東京予選63人、大阪予選44人の107人が出場。予選を突破した桂小鯛(37)、三遊亭好志朗(48)、春風亭昇也(39)、笑福亭生寿(37)、林家つる子(34)と桂二葉の東西6人が決勝に進出した。

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2021年11月23日のニュース