田中聖“人生転落”のストリートで雪辱戦「ストリートで成り上がれるなら」 朝倉未来と1000万円企画

[ 2021年11月20日 12:47 ]

「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」は20日午後8時から生配信。(左から)挑戦者の久保田覚、後藤祐樹、モハン・ドラゴン、田中聖と朝倉未来(C)AbemaTV, Inc.
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 アイドルグループ「KAT-TUN」の元メンバー田中聖(36)が、18日配信のABEMA「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円 極悪挑戦者発表SP」(後7・00)に出演し、今日20日にストリートファイトで戦う格闘家・朝倉未来(29=トライフォース赤坂)との一戦への思いを口にした。

 4人の挑戦者が朝倉とストリートファイトで戦い、朝倉を倒せば賞金1000万円を獲得する企画。田中は挑戦者の1人に選ばれた。「俺もやんちゃしてストリートで失敗してしまったので、ストリートファイトと聞いて、ストリートで成り上がれるのならやるべきなのかなと」と、参戦理由を説明、番組内で行われた調印イベントでは朝倉と対面し、「YouTubeとかは見たことがあるんで、その人だと」と、淡々と感想を語った。

 朝倉は田中について「KAT-TUNってすごいじゃないですか?それなりにすごい人なんじゃないかと思いますけどね。結果残してるので、人間としてすごい人なんじゃないか」と敬意を表した。一方で、「格闘技は別の話なんで…ケンカか。俺と対面してやばさを感じことになると思いますけどね。俺のフィールドに入って来たんで、しっかり片付けたい」と容赦なしの戦いを強調。勝利時間を「20秒」と予想した。

 これに対して田中は「どうなんですかね?負けるつもりではやらないんで」と抗戦を誓っていた。賞金の使い道について聞かれると「正直これはまったく考えてなかった。お金よりも得るものがあると思うので、考えてないです」と言い切った。

 13年にグループ脱退後、バンドの一員で活動。17年5月に東京・渋谷区の路上で大麻を所持していたとして、現行犯逮捕(後に不起訴)された。紹介VTRでは、逮捕現場を訪れ、「ここに車を止めて逮捕というか、手錠を掛けられて、全部がなくなったという感じですね」と、自らの過ちで転落した瞬間を回想した。

 バンドでのライブの模様にも密着。グループ時代のファンもいるそうで、「自分のファンって、やめるタイミングって恐ろしいほどあったと思う。それでも嫌な顔せず付いてきてくれているんで、『腐っても鯛でいたい』じゃないけど、1人でもお客さんがいれば、プロだから100%でやるよ」とファンへの思いも語った。

 家族は応援してくれているが、母だけは消極的だという。「今持っているのは命だけなんだから、それがなくなったらどうするの?」という母の心配をよそに、田中は「タップはしないよ。腕が折れてもタップはしない」と心は戦闘モードに入っていた。

 番組は今日20日午後8時から「ABEMA PPV ONLINE LIVE」で独占生配信される。

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