音楽イベント 元に戻る日は…紅白 2年ぶり観客帰ってくる

[ 2021年10月10日 08:40 ]

芸能「覆面座談会」 これが“噂の深層”

有観客だった2019年の紅白歌合戦
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 【芸能 覆面座談会】嵐の櫻井翔(39)と相葉雅紀(38)のダブル結婚発表で喜びに包まれた日本列島。緊急事態宣言も明けてエンタメ業界も活気づいてきました。秋篠宮家の長女眞子さま(29)と小室圭さん(30)の今月26日に予定される結婚会見も注目の話題。気になるニュースの裏側にいつもの覆面メンバーが迫ります。

 ワイドショーデスク 音楽フェス「スーパーソニック」が、賛否両論の中で実施されたね。

 週刊誌記者 各日1万3000人分のチケットが販売済みだったが、会場のある千葉市が本番まで20日を切った段階で、上限5000人以下への縮小か延期かを要請した。

 リポーター 主催者側が「延期や規模縮小は難しい」と、感染対策を徹底した上で予定通り実施することを決めたところ、千葉市は後援を取り消した。

 スポニチ本紙デスク 客のほとんどがノーマスク、酒類も販売など不十分な感染対策で8月に物議を醸した、愛知県の野外フェス「NAMIMONOGATARI2021」の影響でより厳しい目が向けられた。同フェスは参加者ら計45人の陽性者を出すクラスターに。

 リポーター スーパーソニックは市職員が現地を巡回して感染対策に不備がないか確認する物々しさ。観客も声を出せず異様な雰囲気だったと聞きます。

 ワイドデスク 緊急事態宣言が解除され、音楽イベントは元に戻るのかな。厳しい状況が続きそうだけど。

 週刊誌記者 乃木坂46が、延期となっていた東京ドーム公演を11月20、21日に行うことを発表するなど、音楽イベントの数は増えているように見えるけど?

 本紙デスク 緊急事態宣言明けの収容上限人数が、どの程度増えるかが不透明な状況。現時点で収容1万人は認められる見通しだというが、大会場でライブを予定しているアーティストは1万人では足りない。「コロナ後のモデルケースとして実証実験を務める」という条件を提示し、上限2万人を政府に要望する動きを見せているところもあるようだ。

 リポーター 緊急事態宣言が解除されたからすぐ無制限ではないんだ。

 本紙デスク 人出や終演後に食事に行くなどの行動が増えれば感染の可能性は高まる。政府としては慎重にならざるを得ない。

 週刊誌記者 ましてや首相が交代したばかり。ここでの感染拡大は政権の致命傷になりかねないからね。

 本紙デスク 「収容定員50%以内」という基準は当分残るとみられている。コロナ前は年末に各地でカウントダウンフェスが行われていたが、音楽関係者は「チケットをどれだけ売っていいかも分からない状況。実施を断念するところも多いのでは」と話している。

 ワイドデスク 大みそかのNHK紅白歌合戦は2年ぶりに有観客だ。早く元に戻ることを願っているよ。

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2021年10月10日のニュース