松本人志 最近の風潮「正論祭り」を一刀両断 「独自の意見を言えないならコメンテーターやめてまえって」

[ 2021年6月6日 12:24 ]

ダウンタウンの松本人志
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 お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(57)が6日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。正論ばかりが飛び交う最近のコメンテーター事情に疑問を呈した。

 アニメの中で、原付バイクの二人乗りシーンが法律に抵触するのではという苦情が寄せられたことがテーマに。松本は「みんなのストレスがたまってるのかな。特にコロナ禍で感じる。クレームをすることでストレス発散の材料にしてるかな」と述べた。

 さらに「最近コメンテーターで気持ち悪いなと思うのは、“正論祭り”。誰が一番正論を言うかと。AさんよりBさんの方が正論言ったからAさんの負け、みたいな。いや、そういうことでこの番組やってない」と最近の風潮に首を傾げた。

 「正論て何が正論なんだと、今日の正論が明日も正論だと思うなよって話で」と語気を強め、「多様性てぬかすくせに、どんどん多様性を奪っていっている。良くないなあと思うから、ずっとこの番組では正論じゃないことを言ってやろうかなと。正論を言うことは簡単なんですよ。でも、なんもおもろないよね」と主張した。

 「みんながはみ出してはいけないっていう、この窮屈な感じが面白くない。だから、みんなが協力してちょっとずつ戦っていかないとダメなのよ。正論言うのやめようぜって。独自の意見を言えないならコメンテーターやめてまえって感じなんですよ」と持論を熱く語った。

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2021年6月6日のニュース