あいみょん ヒット曲「裸の心」誕生秘話語る 「バラードは売れない」に発奮「悔しくなっちゃって」

[ 2021年4月25日 15:23 ]

歌手のあいみょん
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 歌手のあいみょん(26)が25日放送のフジテレビ系「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。ヒット曲「裸の心」誕生秘話を明かした。

 あいみょんは、この日のゲスト・吉岡秀隆(50)から曲を作る際に「オーディエンスに向けて作る曲と分けたりするの」と聞かれ、「誰かのために曲を作ることはないので。これを聞いて救われて欲しいとかはなくて。世の中に出た時に、結果的に誰かの背中を押したりだとか、恋愛を助けたりする形が取れていればいいなという」と自身の信条を明かした。生みの苦しみについても「まだ。そのうち来るかもしれないですよね」と曲作りを楽しんでいるとした。

 そんな中、昨年5月に発売され、TBS系ドラマ「私の家政夫ナギサさん」の主題歌としても話題となった「裸の心」。あいみょんのシングルとしては初のバラードだったが、制作したのはスタッフの「近年、バラードは売れない」という言葉がきっかけだったとした。

 「最近、CDが売れないじゃないですか。バラードってイントロからAメロが始まるまでが長かったりとか歌詞が頭に入ってくるまで時間がかかるんですよ。ゆっくり歌うので」とあいみょん。そのため「『最近のサブスクの聞かれ方だと、それは難しい。頭からドカン、頭から歌詞、頭からインパクトのある音、そういう音楽が好まれる、聞かれやすくなる』って聞いて、悔しくなっちゃって。私はやれる気がするって」と生まれた曲だった。

 そうして曲は大ヒットし、「結果的にドラマの主題歌になったって言うのも大きいんですけれど、たくさん聞いていただける曲になったので。もうガッツポーズでした」と満足げに振り返った。 

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2021年4月25日のニュース