松井珠理奈「私の初恋はSKE48でした」、48グループ史上初!卒業コンサート1人で1日2回

[ 2021年4月12日 05:30 ]

卒業コンサートを行ったSKE48松井珠理奈(c)2021 Zest,Inc./ AEI
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 SKE48の松井珠理奈(24)が11日、名古屋市内の日本ガイシホールで卒業コンサートを行った。1人の卒業コンサートが1日2回も行われるのは、48グループ史上初。大舞台で華やかに送り出されたSKE最後の1期生は、29日のホームSKE48劇場での卒業公演で、約13年のアイドル活動に終止符を打つ。

 秘中の策を用意していた。中盤の12曲目。真っ暗のステージでスタンドマイクの前に再登壇した松井は、ピンスポットの下で不敵な笑みで振り向いた。雰囲気がガラリと変わっていた。「この15分でばっさり切りました。皆さん似合ってますか?」。衣装替えで降壇した舞台裏で、十数センチも切ってロングヘアをショートボブに変えた。総選挙やじゃんけん大会など、サプライズを売りにしてきた48グループの申し子らしい体当たりの演出だった。

 「アイドルって見た目じゃなくて生きざまなんですよ」と、悟ったように漏らした。

 「最初はみんな見た目で好きになるけど、私たちは握手会で触れ合っていく中で、自分の思いや生きざまを見せていって応援してもらう。過酷な裏側もドキュメンタリーで見せる日本のアイドルとはそういうものじゃないかな」

 賛否を全て真正面から受け止め続ける生粋のエースの宿命を歩み切ったのは、あの前田敦子(29)以来。しかも、従来のアイドル寿命を大幅に超えた約13年間。栄光も心身を痛めての長期休養も、酸いも甘いも経験してきた松井がたどり着いたアイドル哲学だ。

 デビュー当初から、SPEEDのような元気はつらつな笑顔とパフォーマンスが持ち味ながら、往年のアイドル中森明菜(55)のような、はかなげな危うさや妖しさも年々まとっていった。だからこそ、常にグループの話題の中心人物だった。

 昼の部では、3年前のAKB選抜総選挙1位で手にした「センチメンタルトレイン」など全28曲、夜の部では、ラストシングル「恋落ちフラグ」など全28曲。小6の11歳から青春の全てを注ぎ続けて「私の初恋はSKE48でした」と振り返ると、最後はSKEの大ヒット曲「パレオはエメラルド」のマントを羽織って、フィナーレ。ほかのアイドルのようなドレスではなく、ロングパンツにマントと大好きなプロレスラーの一張羅のようなラスト衣装だった。最後までオンリーワンなアイドルであり続けた松井は、次は女優として第二の芸能生活に歩み出す。

 ≪玲奈らからメッセージ「大好き!幸せ!」≫ダブル松井としてWセンターを担っていた松井玲奈や先輩の高橋みなみと小嶋陽菜ら大勢からビデオメッセージが届き、同期の1期生たちや丸藤正道(41)ら大好きなプロレスラーのゲスト出演と盛大に送り出されて「大好き!幸せ!ありがとう~」と感謝していた。

 ≪感謝を作詞した新曲「オレンジのバス」≫ライブの締めは、自らがステージを降りた後の後輩たちに、未発表曲「オレンジのバス」を託した。松井が仲間たちへの感謝を作詞した新曲。「センターで踊っていると、いつも横から後ろからみんなのパワーを感じていた。みんなが私を幸せにしてくれていたの」と、最後の恩返しだった。

 【松井 珠理奈(まつい・じゅりな)】
 ★生まれ 1997年(平9)3月8日生まれ、愛知県出身の24歳。1メートル63、血液型B。
 ★10年に1人の逸材 08年7月30日に合格し、10月にSKE48の1期生でデビューすると、秋元康氏が「10年に1人の逸材」と称して、史上最年少の小6、11歳にして2週間後のAKB48シングル「大声ダイヤモンド」のセンターに抜てき。
 ★総選挙最後の女王 AKB48選抜総選挙に第1回から出場し神セブン入り6回、3年前の地元ナゴヤドームでの第10回で1位。
 ★じゃんけん女王 13年のAKB48じゃんけん大会で予選から9連勝で優勝してAKBセンター獲得。
 ★プロレスラー 17年に連続ドラマ「豆腐プロレス」に主演し、8月29日には後楽園ホールでプロレスの試合にも出場。
 ★AKB48と兼任 12年3月24日から15年12月24日までSKEとAKBの両方に所属。
 ★選抜歴 SKE48では全シングル27作中26作で選抜してセンター21回。AKBでは全57作中42作で選抜してセンター6回。
 ★在籍最長記録 最後の1期生でSKEでは最長の現在4639日。48グループ最長は峯岸みなみで5604日。

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