藤井聡太2冠 新年度初戦白星で18連勝「防衛戦があるのでいいコンディションで」

[ 2021年4月10日 05:30 ]

対局に臨む藤井聡太二冠(日本将棋連盟提供)
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 将棋の藤井聡太2冠(18)=王位・棋聖=は9日、東京都内で行われた叡王戦段位別予選・八段戦ブロック決勝で年度初戦に臨み、広瀬章人八段(34)を75手で下した。藤井は豊島将之叡王(30)=竜王との2冠=への挑戦権を争う本戦トーナメント出場が決定。同時に昨年10月29日の佐藤天彦九段戦から続く連勝を18に伸ばした。

 先に1分将棋に入る相変わらずの展開にもかかわらず快勝した藤井は「判断の難しい場面が多かった」と振り返りながらも、新年度初戦白星の滑り出しに「今年度は(棋聖、王位の)防衛戦があるのでいいコンディションで臨みたい」ときっぱり。初の最優秀棋士賞獲得については「とても光栄なこと。それに見合う内容の将棋を指せるよう精進したい」と話した。

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2021年4月10日のニュース