伊東四朗 橋田寿賀子さんに感謝 「おしん」抜てき「なぜ私を使ってくれたのか…いまだに疑問」

[ 2021年4月10日 21:25 ]

伊東四朗
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 俳優・伊東四朗(83)が10日放送の文化放送「伊東四朗 吉田照美 親父・熱愛」(土曜後3・00)に出演し、急性リンパ腫のため4日に死去した脚本家・橋田寿賀子さん(享年95)を悼んだ。

 橋田さんの代表作、NHK連続テレビ小説「おしん」(83年)で、おしんの父親役を好演した。当時の伊東は「電線音頭」を踊る喜劇役者・ベンジャミン伊東のイメージがあっただけに、「突然、おしんの父親の役が来たわけで、まだベンジャミンの印象が強かったころに、なぜ私をああいう役で使ってくれたのか、いまだにちょっと疑問なんだけどもね」と振り返った。

 起用は橋田さんの意向だったものの、起用理由を伝え聞くことはなかったという。その後も橋田さんに確認する機会もなく、永遠の別れとなってしまった。「そのへんがすごく強じんな意志を感じる方ですね」と驚きを口にした。

 伊東はその後も数々のドラマ、映画に出演している。「おしん」出演について「エポック(メーキング)でした」と話し、「ベンジャミンを払しょくできましたから」と橋田さんに感謝を口にしていた。

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2021年4月10日のニュース