金子恵美氏が語る故郷・新潟 やっぱり恋しい「たれカツ」と「へぎそば」

[ 2021年2月2日 06:30 ]

「そば好きなんです」という金子恵美氏
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 【新コラム・金子恵美の見つけた新潟】新潟県出身の元国会議員で、現在はテレビのコメンテーターなどで活躍中の金子恵美氏によるコラム「見つけた新潟」がスタートしました。第1回は新潟名物の「たれカツ」と「へぎそば」。今後も隔週の火曜日に、東京やロケ先などで見つけた県産品や、県外から見た新潟の印象などを執筆予定です。お楽しみに。

 スポニチ読者の皆さま、お久しぶりです。金子恵美です。約16年前に新潟版でアルビレックス新潟や企業の重役へのインタビュー、また韓国留学後は「金子恵美の韓国日記」で韓国の日常をお伝えしました。今回またご縁がありまして「見つけた新潟」と題した隔週のコラムを担当させていただくことになりました。現在の生活拠点である東京から懐かしい越後の味や、新潟にまつわるあらゆるモノを見つけてお届けしていきます。

 まず第1回は「たれカツ」と「へぎそば」です。新潟の皆さまにとっては当たり前すぎると思われるかもしれませんが、県外の方にとっては圧倒的な人気を誇る「二大新潟の味」です。私の友人は以前、カツ丼といえば卵とじ派でしたが、今では「甘辛いたれが絡んだサクサクのカツがやみつきになるんだよなあ。たれの染み込んだご飯がこれまた絶妙!」と完全にたれカツ派になりましたよ。

 今年はコロナの影響で年末年始、帰省することができませんでした。なので以前から気になっていたテラスモール湘南というショッピングセンター内のお店「越後叶家(かのうや)」で「たれカツ」と「へぎそば」を食し、ちょっとだけ新潟気分を味わいました。

 ただ、ここのたれカツはおいしかったのですが、たれはお餅にまぶす砂糖じょう油を彷彿(ほうふつ)させるもので、昔私が食べたのとはちょっと味付けが違うような…。一日も早く新潟で慣れ親しんだたれカツ(できればカツが2段!!)を食べたいな。その時は、新潟に行くたびに必ずたれカツ丼の大盛りを注文していた我が夫、宮崎謙介も連れていくことにするか(笑い)。

 へぎそばは、布海苔(ふのり)そばを片木(へぎ)に盛り付けたものですが、県外の方は意外と「へぎそば」というそばの種類だと思っておられるようです。ちなみに我が息子は4歳にしておそばが大好き。自宅では近所のスーパーで売っている新潟そばの乾麺をゆでて食べています。ただし、器はただのお皿。あとは「へぎ」を用意すれば完璧なんだけど。あー、新潟に帰りたいなあ。(コメンテーター)

 ◆金子 恵美(かねこ・めぐみ)1978年(昭53)2月27日生まれ、新潟県月潟村(現在の新潟市南区)出身の42歳。月潟小、月潟中、三条高を経て早大に進学。00年に卒業後は新潟放送に勤務。03年にはミス日本関東代表に選出された。07年から新潟市議会議員、10年から新潟県議会議員を経て12年に衆院議員となる。16年に総務大臣政務官に就任。放送行政・IT行政・郵政を担当した。10年間の議員生活を経て現在はテレビコメンテーターとして、フジテレビ「とくダネ!」、CBC「ゴゴスマ」、TBS「サンデー・ジャポン」などで活躍中。

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