大島由香里アナ、緊急事態宣言の延長受けチクリ「日本人全員が五輪開催のために自粛してる訳ではない」

[ 2021年2月2日 22:23 ]

大島由香里アナウンサー
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 元フジテレビでフリーの大島由香里アナウンサー(37)が2日、TOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)にリモート出演。緊急事態宣言の延長が発表されたことを受け、私見を述べた。

 この日、菅義偉首相は衆院議院運営委員会で「緊急事態宣言」を10都府県で3月7日まで延長すると表明。宣言の再発令によって新規感染者数は減少傾向にあるとの認識を示した上で、「今後もこの傾向を継続させ、入院者数、重症者数を減少させる必要がある」と述べた。

 これらのことを踏まえ、コメントを求められた大島。「東京のね、1日の感染者数、このままだと4000、5000になっちゃうんじゃないかって言われてた中で(結果的に)減少してきて」と前置きすると、「じゃ、この数字を見て全体的に感染者数減ってるから、この緊急事態宣言で完全にコロナの息の根を止めていこうって流れで、3月の終わりにオリンピックの聖火リレーとかが始まったりして…オリンピックに向けての発信もしているのかな、なんて考えてしまう」と主張。今回の延長は“オリンピック開催ありき”の意図が強いとした。

 続けて大島は「日本人全員がオリンピックを開催するために自粛している訳ではないと思うので」と、多くの国民の気持ちを代弁。「やっぱり自分の身を切って頑張っている訳だから、国はオリンピックのためだけに動く、っていうのはやめて欲しいなと思います」と、菅政権に対しくぎを刺した。

 コメンテーターの元衆院議員・金子恵美氏(42)も「今、緊急事態宣言を延長したのは、そこが大きくあると思ってて」と、大島の意見に賛同。「(政府は)完全に(コロナを)抑え込んで、その先にオリンピックを見てる」と推測していた。

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2021年2月2日のニュース