史上3番目の若さ 宇佐見りんさん 芥川賞は「予定より早かったというか信じられない」

[ 2021年1月20日 19:42 ]

第164回芥川賞に決まり、記者会見する宇佐見りんさん(日本文学振興会提供)
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 第164回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が20日、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、芥川賞は宇佐見りんさん(21)の「推し、燃ゆ」(「文芸」秋季号)に決まった。

 99年生まれの宇佐見さんは大学生。三島由紀夫賞を受けたデビュー作「かか」に続く2作目での受賞で、21歳8カ月での受賞は04年に同時受賞した綿矢りさ氏(19歳11カ月)、金原ひとみ氏(20歳5カ月)に次いで史上3番目の若さとなった。受賞について「知らせを受けたばかりで、胸がいっぱい。頭が追いついていないが、とてもうれしい」と言葉を選びながら、緊張気味に喜びを口にした。21歳という若さでの受賞には「自分の予定より早かったというか信じられない気持ち」とやや戸惑いの表情を見せた。

 受賞作の「推し、燃ゆ」は、男性アイドルの応援を支えに生きる女性の内心の痛みに迫る作品。「私にとっては小説が背骨。これがあるからやっていける。全力で書いていきたい」と話した。

 宇佐美さんと同じ芥川賞作家の中上健次氏のファンだが、プライベートでは、名前は明かさなかったものの「舞台でも映像でも活躍している人」が“推し”と笑顔を見せた。

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