【名人戦】糸谷哲郎九段 2枚桂で迫る 藤井聡太名人は低い陣形でカウンター狙い?

[ 2026年5月7日 19:05 ]

藤井聡太名人(中)が見守る中、立会人の谷川浩司十七世名人(左)に封じ手を手渡す糸谷哲郎九段(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太名人(23)=王将など6冠=が糸谷哲郎九段(37)の挑戦を受ける第84期名人戦7番勝負第3局は7日、石川県七尾市「のと楽」で糸谷の先手で1日目が指され、午後6時半の封じ手までに68手進んだ。ここまで藤井の2勝0敗で迎え、戦型は相雁木(がんぎ)。封じ手の局面は糸谷が交換した左桂を2筋へ放ち、2枚桂で藤井陣の突破を図っている。

 糸谷は中住まいから右王へ組み替えた。天王山まで歩を進め、高い陣形を維持した。一方の藤井は王、飛車、角が1段目にあり低い陣形からのカウンターを狙っていると見られる。

 「毎局新しい構想と、人間の粘りを見せていけたら」。第1局終局後、糸谷がシリーズに懸ける思いを語った。第1局は先手・糸谷が初手から2手連続、1筋の歩を突いた。第2局も後手・糸谷が変化球を投じた。角道を開け、左金を上がった後の6手目、今度は左銀を上がり藤井に飛先の歩の交換を誘った。ところが今回、前例から外れる手を指したのは42手目の藤井で、比較的穏当な進行で封じ手を迎えた。

 封じ手までに持ち時間9時間から糸谷は3時間17分、藤井は4時間38分消費。1時間21分の時間差が生じた。2日目は8日午前9時、同所で再開される。

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