閉館の大阪松竹座で最後の公演開幕 締めくくりは上方歌舞伎の名場面集も

[ 2026年5月2日 22:03 ]

大阪松竹座最後の公演のために作られた「當繋藝招西姿繪」で「夏祭」の名場面を再現する片岡愛之助                               
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 今月末に閉館する大阪松竹座で2日、最後の公演となる「大阪松竹座さよなら公演 御名残五月大歌舞伎」が開幕した。

 めでたい場で上演される「寿式三番叟(ことぶきしきさんばそう)」で幕を開け、「夜の部」はこの公演のために作られた「當繋藝招西姿繪(つなぐわざおぎにしのすがたえ)」でにぎやかに締めくくった。

 片岡仁左衛門(82)が監修した「當繋藝招…」は中村鴈治郎(67)、中村扇雀(65)、片岡孝太郎(58)、片岡愛之助(54)ら上方の歌舞伎役者が勢ぞろい。芝居小屋でにぎわったころの道頓堀・芝居茶屋を舞台に物語が展開し、上方和事の代表作「廓文章 吉田屋」や「封印切」、団七のキリっとした男ぶりを愛之助が一瞬で表現した「夏祭浪花鑑」などの名場面をつづり客席からは大きな拍手がわき起こった。

 最後は「江戸から来た役者も駆け付けた」と中村勘九郎(44)や中村七之助(42)もそろって大団円。裃(かみしも)姿の鴈治郎が舞台中央で閉館のあいさつを行い「いろいろな思いはございますが、道頓堀に再び芝居の櫓が上がることを祈念し」と客席を巻き込んでの大阪締めで幕を下ろした。公演は「寿式三番叟」「義賢最期(よしかたさいご)」「鰯賣戀曳網(いわしうりこいのひきあみ)」(昼の部)、「盛綱陣屋(もりつなじんや)」「心中月夜星野屋(しんじゅうつきよのほしのや)」「當繋藝招西姿繪」(夜の部)で26日まで。

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