元財務省官僚の山口真由氏 医療態勢の逼迫に「仕組みづくりがうまくいっていないのでは」

[ 2020年11月26日 15:53 ]

TBS社屋
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 元財務省官僚で信州大の山口真由特任准教授が26日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う医療態勢の逼迫(ひっぱく)について言及した。

 西村康稔経済再生担当相は25日の新型コロナウイルス感染症対策分科会後の記者会見で、医療態勢の逼迫が懸念されるとして、集中的な感染対策が必要だと強調し「感染が抑えられるか、大事な3週間になる」と述べている。

 山口氏は「医療が逼迫していると言いますけど、仕組みづくりがうまくいっていないのでは」とし、公的病院でコロナの患者を受け入れている所は本当に大変だと思う」としつつ、新型コロナウイルスの感染者を受け入れていない病院もあると指摘。その上で「コロナ患者を受け入れれば受け入れるほど経営が悪くなるっていう状況になっていて、これさえなくせばもっと病床とか医療態勢って充実させることができるのでは。今一部の医療従事者にかなり負担が集中している状況なんじゃないかと思う」と自らの見解を述べた。

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