嵐「アラフェス」“極秘”事前収録、思わぬ形で公に…花火の煙で神宮2度中断 ジャニーズ謝罪

[ 2020年10月25日 05:30 ]

ヤクルトー中日戦の試合中、国立競技場から花火が打ち上がる
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 今年いっぱいでの活動休止を発表している「嵐」がデビュー記念日の11月3日に配信を予定している無観客ライブ「アラフェス 2020 at 国立競技場」の事前収録が24日、行われ、打ち上げられた花火の煙などにより、約200メートル離れた神宮球場で開催されていた「ヤクルト―中日戦」が2度にわたって中断した。

 ジャニーズ事務所は同日夜、公式サイトで謝罪コメントを発表。「収録にあたり、風船及び花火による演出の煙により、隣接する神宮球場にて試合中の『ヤクルト対中日』戦を2度ほど意図せず中断させてしまうこととなりました。神宮球場、両球団選手及び関係者、視聴者の皆さまには、ご迷惑をお掛けいたしましたことを、深くおわび申し上げます」とした。

 最初の中断はヤクルトが7―2とリードして迎えた6回の中日の攻撃の時。代打に出た滝野がヤクルト先発・小川から左前打してプロ初安打をマークした直後だった。左翼スタンド後方から、まるで祝福するようなタイミングで花火が上がり、その煙が風にあおられて徐々にグラウンド内へ。視界が悪くなったため、市川球審がタイムをかけ、中断。煙が薄くなるのを待って、約1分後に試合が再開された。

 2度目は7回。中日・阿部が放った右前打を、やはり祝うかのような絶妙なタイミングで大量の白い風船がグラウンド内に“乱入”し、再び試合が中断。阿部は一塁ベース上で苦笑いした。

 ファンが殺到するなどして競技場周辺が混乱する恐れがあることから、事前収録日は極秘にされていた。しかし風船には「嵐フェス」のロゴが印刷されており、思わぬ形で明らかになってしまった。アラフェスは毎回、大量の花火と風船の演出が定番。花火が1500発上がり、風船3万個が舞ったこともある。

 11月3日のアラフェスは2部構成で、1部は午後4時半、2部は午後7時半開演。いずれも「Johnny’s netオンライン」での配信となる。1部はファンクラブ会員限定で、2部は会員以外も視聴できる。

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