山田ルイ53世 故・斎藤洋介さんの落差ある演技に衝撃「お芝居の力はすごいなと思った存在」

[ 2020年9月21日 13:34 ]

「髭男爵」の山田ルイ53世
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「髭男爵」の山田ルイ53世(45)が21日、TBS系「グッとラック!」(月~金曜前8・00)にコメンテーターとして生出演し、19日に69歳で死去した俳優・斎藤洋介さんについて語った。

 名脇役として知られた斎藤さんは、94年のTBS系ドラマ「人間・失格~たとえばぼくが死んだら~」で、生徒を体罰で自殺に追い込む教師役を鬼気迫る演技で表現。対照的に、98年「聖者の行進」では、心温かい工場長を演じ、落差のある役柄を自在に演じた。

 いち視聴者として、当時の印象が強く残っているという山田は、「『人間失格』からの『聖者の行進』という流れで、この2つは見てたんですよ」と振り返った。「苛烈ないじめをする役で、かたやものすごい優しい役で。『聖者の行進』が始まった時に、『ほんとにこの人、優しいのかな?』とちょっと疑いの目を向けたくらい、前の役のインパクトが強かった」。見ていくうちに心の底から優しい人物であることが伝わってきたそうで、「お芝居の力はすごいなと思った存在」と実感させられたという。

 斎藤さんはバラエティー番組「SMAP×SMAP」にも出演しており、山田は「『スマスマ』に出てらっしゃる姿も良かった」と幅広い活躍ぶりを回想。69歳という早すぎる死に、「ご冥福をお祈りします」と追悼した。

続きを表示

2020年9月21日のニュース