東出昌大「明日も生きようと思える作品を」 離婚後初となる舞台出演に気合

[ 2020年9月21日 12:33 ]

舞台「MISHIMA2020」初日あいさつに出席した東出昌大
Photo By スポニチ

 俳優の東出昌大(32)が21日、三島由紀夫没後50周年企画となる舞台「MISHIMA2020」初日あいさつの場に登場し、女優の杏(34)と離婚後初の舞台出演に向けて意気込みを語った。

 東出は、仲間から決起に誘われなかった中尉が、叛乱軍とされた仲間を逆に討伐せねばならなくなった立場に懊悩し、妻と共に心中するという小説「憂国」を基にした作品に出演。妻役は菅原小春(28)が演じ、作・演出は舞台初挑戦となる長久允氏が務める。

 三島ファンである東出は「三島さんが生前よく通われていた日生劇場で初日を迎えられたうれしく思う」と幕開けを喜び、「生きるとはなんだろうと監督と菅原さんと毎日考えながらけいこの日々を積んだ。「観劇後に『よし、明日も生きよう』と思える作品を届けたい」と語った。

 同舞台は、三島由紀夫没後に生まれた4人のクリエイターがそれぞれの目線で演出する三島作品をオムニバス形式で上演する。9月21日、22日は「憂国」と「橋づくし」26日と27日は「真夏の死」「班女」を上演。ともに会場は東京・日生劇場となる。

 初日あいさつには菅原、「橋づくし」に出演する伊原六花(21)、井桁弘恵(23)、野口かおる(44)、高橋努(42)も参加。女装姿の高橋は「見ての通りかわいい衣装。さっき楽屋出たとき(東出に)すげー笑われたので複雑です」と赤面していた。

続きを表示

2020年9月21日のニュース