テレ東 10月改編のキャッチフレーズ」は「観たらますます面白い」、編成部長「濃い中身で勝負したい」

[ 2020年9月18日 17:51 ]

テレビ東京
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 テレビ東京は18日、東京・六本木の同局で「テレビ東京・BSテレ東 10月編成説明会」がリモートで行われ、この秋の番組改編の骨子などを発表した。

 この秋の改編のキャッチフレーズは「観たらますます面白い テレ東」。改編率は全日11・3%、ゴールデン帯(午後7時から10時)28・2%、プライム帯(午後7時から同11時)29・3%となった。

 同局の大庭竹修編成部長はコロナ禍での同局について視聴率的にも「比較的ご支持いただいているのかな」と評価。キャッチフレーズについても「観ていただくと面白いんですよという意味なんですが、新型コロナウイルスの影響で家にいることが多くなった。テレビ東京もなかななか接触なかった方も接触いただいて、意外と面白いなって、思ってもらった方も多いのではないかと思う。中身で勝負する、濃い中身で勝負したい」と意図を説明した。

 今回の改編のポイントは5つ。1つ目は目玉として月曜夜10時に再びドラマを編成。枠タイトルは「ドラマプレミア10」で、第1弾は企画・原作に秋元康氏(62)を迎え、脚本・監督は大根仁監督(51)、主演を中井貴一(59)、ヒロインを鈴木京香(52)が務める「共演NG」をラインアップ。実力派の2人が織りなす、メチャメチャ笑えて胸がキュンとする大人のラブコメディーで、社内では「共演NG プロジェクト」なる全社横断チームを発足し、社を挙げて作品の盛り上げていく。

 2つ目は、金曜午後7時台に同局の看板である「ポケットモンスター」が2年ぶりにGH帯レギュラーに復帰する。同作は2018年の10月改編で木曜午後7時から日曜午後6時に移動していた。

 3つ目は、「モヤモヤさまぁ~ず2」が日曜9時に枠移動。さらに、「日曜ビッグバラエティ」を午後6時半から同9時に繰り上げ、日曜午後8時台の強豪に対抗する。「日曜夜の一番ゆっくりできる時間に、のんびり『モヤさま』を観てもらいたい」「やっぱりモヤさまは、くだらなくて面白いね」と再確認してほしいという思いからの枠移動で、「モヤさま」は2010年4月期にゴールデン進出し、午後7時からの54分。13年10月期から現在の午後6時半スタートの84分に。午後9時開始はゴールデン進出後は最も遅い時間帯となる。

 4つ目は、「家、ついて行ってイイですか?」を水曜午後9時からの2時間枠で編成(10月7日~)。今や同局の看板番組の1つに成長した同番組は、コロナ禍でも工夫していろいろな「人生ものがたり」の取材を続ける。

 5つ目は、ゲームをテーマにしたバラエティー「勇者ああああ~ゲーム知識ゼロでもなんとなく見られるゲーム番組~」(土曜後11・30)が深夜帯での番組スタートから3年以上かけて満を持してPH帯に進出。MCの「アルコ&ピース」を筆頭に、eスポーツの盛り上がりに寄与し、また乗っかっていけるよう強化していく。

 そのほか、新ドラマとしては、金曜後8時枠は「記憶捜査2~新宿東署事件ファイル~」。北大路欣也(77)、風間俊介(37)らが出演する刑事ドラマの第2シリーズ。ドラマ24枠(金曜深夜0・12)は、「南海キャンディーズ」の山里亮太(42)の短編小説を原作にした、俳優の仲野太賀(27)が民放ドラマ初主演となる「あのコの夢を見たんです。」。ドラマホリック!枠(水曜深夜0・12)が、関西ジャニーズJr.のなにわ男子のグループ単独初主演となる「メンズ校」を放送する。

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2020年9月18日のニュース