橋下徹氏 政府のコロナ分科会メンバーと議論終え「スッキリ感をもの凄く持ちまして」

[ 2020年8月23日 16:30 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が23日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に生出演。政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会メンバーで東京財団政策研究所研究主幹の小林慶一郎氏(54)とPCR検査の利用方などについて議論した。

 橋下氏はPCR検査について「必ず完璧な陰性の証明にはならない」とみており、「市中感染を全部あぶり出すためにPCRをどんどんやるって言うのは僕はこれ違うと思う」と重ねて主張。小林氏も「国民誰でも、どこでも、いつでもというほど検査を広げる必要はなくて。私も橋下さんと同じで、フォーカスをしてターゲットを絞ってPCR検査をやって感染拡大を防止すべきだと思います」と同調した。

 約1時間20分間の討論を終え、橋下氏は「申し訳ないんですけど、自分でスッキリ感をもの凄く持ちましてね」と感想。「というのは、この数週間、他番組ばっかり批判してたんですよ」と振り返り、批判相手としてテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」に出演する同局の玉川徹氏、フリーの古舘伊知郎アナウンサー(65)と小林氏を名指しした。

 当初は3人の主張について「僕はてっきり国民全員にどんどん検査するべきだというふうに(考えていると)思ってたし、国民はそういうふうに誤解してたんじゃないか」と見ていたが、「スッキリ感」を持つまでに。

 「玉川さんも古舘さんも、それから小林さんも国民全員に検査するんじゃなくて、必要なところにどんどん検査する(との考えで)。ここにね落ち着いたんで、収れんしたんで、この必要性の範囲をしっかり議論していくということが、これからの重要な課題だと思いますね」と述べた。

 橋下氏は、以前からPCR検査について「無症状者まで全国一律で広げていったら、保健所から行政からパンクしていってしまう」と指摘していた。古舘氏とは19日のTBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」で共演している。

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2020年8月23日のニュース