「半沢直樹」声優・宮野真守「はい!」だけも存在感 日曜劇場デビュー“秘話”スタッフ感動「いい声や…」

[ 2020年8月23日 22:50 ]

日曜劇場「半沢直樹」第6話。半沢(堺雅人・左手前)に書類を突き付ける古谷(宮野真守・右)(C)TBS
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 代表作にアニメ「DEATH NOTE」の夜神月役、「機動戦士ガンダム00」の刹那・F・セイエイ役、「うたの☆プリンスさまっ♪」の一ノ瀬トキヤ役などがある声優の宮野真守(37)が23日放送のTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)第6話に出演。今夏ドラマの話題を独占している大ヒット作で同局の看板枠「日曜劇場」初出演を飾った。

 俳優の堺雅人(46)が主演。2013年7月期に放送された前作は、ベストセラー作家・池井戸潤氏(57)の小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成民放ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。

 7年ぶりの続編となる今作も同じく池井戸氏の小説「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。半沢は大和田常務(香川照之)の不正を暴き“倍返し”したものの、子会社・東京セントラル証券へ出向。IT業界の雄・スパイラルの買収をめぐり、親会社・東京中央銀行との全面戦争に突入した。半沢は大手IT企業・電脳雑伎集団の粉飾を突き止め、銀行の証券営業部長・伊佐山(市川猿之助)らに“倍返し”。銀行本店に返り咲いた。それも束の間、今度は破綻寸前の巨大航空会社・帝国航空の経営再建を任され、国家権力という巨大な敵と闘うことになる。

 第6話は、政府に楯突く半沢の態度に怒り心頭の白井国交相(江口のりこ)が、刺客として半沢と因縁のある金融庁の検査官・黒崎(片岡愛之助)を送り込む…という展開。

 近年は劇団☆新感線「髑髏城の七人 Season月 下弦の月」(18年)、ブロードウェイ・ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー Season1」(19年)と連続の舞台主演を務めた宮野が今回演じたのは、黒崎の部下・古谷役。台詞こそ少なかったものの、存在感を発揮し、番組公式ツイッターは「緊迫としたシーンですが、実は現場は終始和やかです!黒崎さんの部下の古谷さんが『はい!』と返事するたびに、周りのスタッフは『いい声や…』と感動しておりました」と“秘話”を明かした。

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2020年8月23日のニュース