渡哲也さん 3・11被災地でボランティア 被災者悼む「優しい人だった」「寂しい」

[ 2020年8月15日 05:30 ]

渡哲也さん死去

11年、東日本大震災の被災者に慣れた手つきで焼きそばを焼く舘ひろし(左)と渡哲也さん
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 渡哲也さんは2011年3月の東日本大震災から約1カ月後、津波被害が大きかった宮城県石巻市を訪問し、炊き出しのボランティアをした。

 被災者は「優しい人だった」「寂しい」としのび、悲しみが広がった。石巻市の公民館駐車場に特設屋台を設け、カレーや焼きそば、おでんなどを精力的に振る舞った渡さん。直接、料理を手渡されたという女性(77)は「張り切った様子で、引き揚げる時に『故郷』を歌ってくれた姿にじーんとした」と振り返り「本当に残念。寂しくなるね」とつぶやいた。

 ≪阪神大震災で炊き出し 出身地からも別れ惜しむ声≫渡哲也さんは出身地の兵庫県で95年の阪神大震災の際、炊き出しなどで被災者を支援した。県内では14日、別れを惜しむ声が聞かれた。阪神大震災では発生から約1カ月後、同県芦屋市のグラウンドに食材をトラックで運び込んで連日、食事を振る舞った。近くに住む自営業・川畑幸子さん(77)は当時、渡さんらが作った焼きそばで空腹を満たした。渡さんから「頑張ってください」と声を掛けられて励まされたことは、忘れられない。「刑事ドラマなどで見た怖そうな役柄とは正反対で、にこやかで温かい人だった。被災した住民は元気づけられた」と振り返った。

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