吉永小百合 映画122作目で初の医師役 すず、桃李ら共演陣と終末期医療の在り方問う

[ 2020年8月7日 05:30 ]

映画122作目で初の女医役に意欲満々の吉永小百合
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 吉永小百合(75)の新作映画が「いのちの停車場」(監督成島出)に決まった。南杏子さんの同名小説(幻冬舎)をベースに、在宅医療に取り組む医師らを描く人間ドラマ。122本目にして初めて医師を演じる吉永は「医療関係の方々への感謝の思いを込め、“生と死”をしっかり見つめる作品をみんなで力を合わせて作ります」と意気込んでいる。

 新型コロナウイルスの感染再拡大で、改めて“命の重さ”がクローズアップされる中、終末期医療の在り方を問う作品が製作される。前作「最高の人生の見つけ方」では末期がんの主婦を演じた吉永が、今度は在宅医療を通じて患者と向き合う女医に挑む。

 「サイレント・ブレス」で16年に作家デビューした南さんは都内の終末医療専門病院に勤務する現役医師。今作では都内の救命救急センターで働く医師・白石咲和子(吉永)を軸に物語を構築。ひょんなことから故郷の金沢に戻り、「まほろば診療所」で終末医療に携わる姿を描く。

 栃木県下野市に実際にある「つるかめ診療所」の鶴岡優子医師らから指導を受けて撮影に備える吉永は「どんなドクター像をつくることができるか、心が弾む毎日、しっかり準備します」と抱負。

 咲和子を慕う医大卒業生を演じる松坂桃李(31)と、訪問看護師役の広瀬すず(22)はともに吉永と初共演。松坂は「ご一緒できること、大変うれしく思います」、広瀬も「そわそわしながらも楽しみで仕方がありません」と話している。ほか父親に田中泯(75)、診療所院長に西田敏行(72)が配役された。

 山田洋次監督(88)との共同脚本で「おとうと」など吉永の主演作を手掛けてきた平松恵美子氏(53)が脚本を担当。原作者の南さんは「ベテラン女医ブームが来る――と確信しています」とエールを送る。東映配給で来年公開。

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