欅坂46 10月で5年の活動に幕、改名し再出発へ 菅井友香「新たに強いグループに」

[ 2020年7月16日 21:15 ]

10カ月ぶりのライブで熱演する欅坂46
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 アイドルグループ「欅坂46」が16日に行った無観客配信ライブで、10月に行うライブをもって活動を終了することを発表した。解散ではなく、グループ名を変えて再出発する。今年1月にセンターの平手友梨奈(19)が脱退し、新体制になったばかりだった。

 2015年の結成から5年での終幕。ライブの終盤に、キャプテンの菅井友香(24)が「私たち欅坂46はこの5年間の歴史に幕を閉じます。そして、欅坂46とは前向きなお別れをします。10月のラストライブで活動に区切りをさせていただきます。そして、新しいグループ名となり生まれ変わります」と発表した。

 この5年間に平手の長期離脱や、メンバーの脱退など苦しい時期もあり、菅井は「たくさん楽しい思い出があった一方で、正直悔しい思いもたくさんしてきました」と涙ながらに語った。「特にこの2年は出口の見えないトンネルをさまよっていたような状態だったと思います。予測できないことがたくさん起きて、思うように活動できない日もありました。メンバーの卒業、脱退も続きました。グループの名前が一人歩きして、耳をふさぎたくなるようなことに悩まされた日もありました。好きだと思えば思うこと苦しくなることもありました」とキャプテンとしての苦悩していたことを明かした。

 そうした経験を糧にしてのリスタートとなる。菅井は「28人で新たなスタートを切り、もう一度みなさまとたくさんの夢を叶えていけるようにがんばっていきたい。相当な茨の道が待っていると思います。でもまだ色のないグループをみなさんと一緒に染めていけたいいなと思っています。欅坂46で培った経験を信じて、また新たに強く強いグループになることを約束致します。これからも私達に期待していて下さい。これからも私達の応援よろしくお願いします」と誓った。そして、「ラストシングル「誰がその鐘を鳴らすのか?」をライブ初披露した。

 この日は、昨年9月の東京ドーム公演以来、10カ月ぶりのコンサート。2月に加入した新2期生が加わった28人体制で「ガラスを割れ!」など11曲を披露した。

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