将棋界の流麗対決は“王子”斎藤慎太郎八段に軍配 日本シリーズJT杯

[ 2020年7月11日 18:01 ]

日本シリーズJT杯1回戦第2局で勝利した斎藤慎太郎八段
Photo By 提供写真

 将棋日本シリーズ「JTプロ公式戦」の開幕戦1回戦第2局は11日、東京都渋谷区のシャトーアメーバで指され、斎藤慎太郎八段(27)が138手で佐藤天彦九段(32)に勝利し、準々決勝に進出した。

 将棋界の流麗対決は“西の王子”こと斎藤に軍配が上がった。夏らしい涼し気な絽の羽織とは真逆に、「熱が伝わるような対局を棋譜で伝えられるように頑張りたい」と熱い気持ちで対局に臨んだ斎藤。佐藤との対戦は、2017年の王将戦挑戦者決定リーグ以来で、意外にも過去1局のみだった。「準備のしようもないくらい強い方」と評する佐藤に、中盤ペースを握られたものの「最後まで粘る姿勢で、もしチャンスが来たら逃さないようにという気持ちが逆転に繋がったのかも」とほほえんだ。

 一方、涼し気な白色の羽織とアイスブルーの着物に身を包んだ佐藤は、対局を前に「(例年とは違う形での対局で)新鮮なことも多いと思うので楽しみたい」と軽やかに意気込みを語っていたものの、1回戦での敗退となった。

 持ち時間各10分、切れたら1手30秒未満、考慮時間各5分と公式戦では最短。対局の途中で「封じ手」が入るのも特徴だ。例年、全国各地で公開対局として開催されるが、今期は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、開幕局から2回戦第1局までの5局はスタジオでの無観客対局が予定されている。

 9月6日に行われる準々決勝では、木村一基王位(47)と激突する。「久しぶりの対戦。今回のように序盤の準備は怠らず、きょう元気のなかった中盤戦の戦い方を課題として次につなげたい」と意気込みを語った。

 JT杯は渡辺明王将(棋王、棋聖との3冠)が2連覇中で、9月22日の2回戦から登場。広瀬章人八段―高見泰地七段戦の勝者と対戦する。

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