【明日6月15日のエール】第56話 裕一、義父の団子に手を出す 地上に戻った安隆の姿見えず

[ 2020年6月14日 13:00 ]

連続テレビ小説「エール」第56話は「父、帰る 前編」。(左から)音(二階堂ふみ)裕一(窪田正孝)安隆(光石研)(C)NHK
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 俳優の窪田正孝(31)が主演を務めるNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は15日、第56話が放送される。今週第12週(6月15~19日)は「特別企画」として主人公夫妻を取り巻く登場人物にフォーカスしたオムニバス形式の“スピンオフ週”。

 第56話は「父、帰る 前編」。音(二階堂ふみ)が小学生の時、出張先の大阪で線路に落ちた子供を助けようとして電車にはねられ、突然亡くなった父・安隆(光石研)。10年ぶりに地上に舞い戻り、ひょっこり音の前に現れる。子供を寝かしつけようとしていると突然、安隆が現れ、音はビックリ。安隆の姿は二親等までしか見えないので、裕一(窪田)は義父に気付かない。安隆の大好きな団子を買ってくる音だが、裕一はその団子を食べようとし…。

 裕一が人生の節目を迎えた第11週(6月8~12日)と後半に入る第13週(6月22~26日)の間、全体のストーリーの区切りとなる週に、チーフ演出・吉田照幸監督(50)が当初から企画。「エール」の“特別編”はほぼ新撮。主要な新キャストも3人、橋本じゅん(56)井上順(73)金子ノブアキ(38)が名を連ねた。

 朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・関内音(二階堂)の夫婦愛を描く。

 主題歌は福島県で結成され、「キセキ」「愛唄」などの数々のヒット曲で知られる“覆面”男性4人組ボーカルグループ「GReeeeN」が初担当。「星影のエール」を書き下ろした。語りはアニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「テニスの王子様」「ゴールデンカムイ」などで知られる声優の津田健次郎(49)。朝ドラのナレーションは初挑戦となる。

 連続テレビ小説は月~土曜の週6日放送してきたが、制作に時間のかかる4K撮影や働き方改革のため、「エール」から土曜の放送をなくし、週5日に短縮された。

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