SHOW―YAが無観客生配信ライブ 寺田恵子「いつもと変わらないライブだった」

[ 2020年6月14日 22:45 ]

6月14日、初の無観客生配信ライブを行ったSHOW―YA
Photo By 提供写真

 女性ロックバンドのSHOW―YAが14日、デビュー35周年にして初の無観客生配信ライブ「BACK TO SHOW―YA」を行った。

 午後5時、レッド・ツェッペリンの“移民の歌”をバックにいつもと同じ順番でメンバーがステージに登場。1曲目の“OUT OF LIMITS”を歌い終えるやボーカルの寺田恵子が「みんな元気?SHOW―YAです!今年35周年ですが、こういう状況になってますので、メンバー全員抗体検査もちゃんとして準備万端でライブ配信に臨んでます。今日は第一期SHOW―YAをお届けします。みんなの笑顔を見れないのは残念だし、みんながいた方が良いに決まってるだけど、今日は近所から苦情がこないように盛り上がって下さい」と笑顔で画面の向こうのファンに語りかけた。

 この日は1985年のデビューから5年間でリリースしたアルバムに収録された楽曲しばりで構成。代表曲の「限界LOVERS」「私は嵐」「水の中の逃亡者」「FAIRY」など全12曲を約2時間、圧倒的な存在感と疾走感の中で歌い上げた。

 初めての無観客ライブを終えて「音が出せるということが物凄く嬉しかった。みんながいると思って演奏しました。35周年!絶対みんなに会えると思うので、今後も応援お願いします!」とドラムのmittan(角田美喜)が話せば、キーボードのcaptain(中村美紀)は「やってみて良かった。最初は凄く淋しいと感じたけどやっていくうちにいつもと変わらない、みんなの声、コール&レスポンス、歓声、そして顔が浮かんできた」と笑顔で振り返った。

 ボーカルの寺田恵子も「本当にみんなが居ると思ってやったし、同じように汗も書いて、心地よい疲労感もあって、いつもと変わらないライブだった。ちゃんと届いてたかなー」と画面の向こうのファンを気遣いながらもコロナ時代の新しいライブの試みに手応えを感じた様子だった。

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2020年6月14日のニュース