河瀬直美監督、コロナ禍の文化芸術への支援訴え「欧米では政府のリストの上位に…芸術の存在は国益にも」

[ 2020年6月7日 19:47 ]

河瀬直美監督
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 映画監督の河瀬直美さん(51)が7日、日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」(日曜後6・00)にリモートでゲスト出演し、新型コロナウイルス感染拡大の影響で苦境に陥っている文化芸術活動への支援を訴えた。

 番組では、東京・下北沢の本多劇場による無観客1人芝居「DISTANCE」の有料生配信や、営業再開した映画館が旧作も上映して映画体験を提供していることなど、新型コロナの影響による文化芸術の在り方の変化が取り上げられた。

 河瀬監督はこの日、地元の映画館を訪れたことを明かし、「映画館はとっても“安心安全”でした。対策はほぼ完ぺきに近かった」と換気や消毒など感染防止対策が徹底されていたと熱弁。そして「若い方が映画館で映画体験をすることはとても大切。ネイティブネット世代から“映画はネットでも見られるから”と言われがちだったが、映画館でこそ味わえる映画体験があると思う」と映画館で作品を楽しむことの素晴らしさを口にした。

 MCのフリーアナウンサー・福澤朗(56)から、エンターテインメント界がこの苦境を乗り越えるために必要なことを問われ、河瀬監督は「欧米諸国では政府の優先リストの上位に文化芸術への補償がある。日本の場合はそれが本当に遅れていると思います」ときっぱり。「もちろん生活そのものへの補償が最優先」としたうえで、「人の心に潤い、感動…こういうふうなものによって人生を救われた人もたくさんいて。私たちの人生から映画、音楽、絵画、さまざまな芸術をなくしてしまうことはあり得ない。芸術の存在は国益につながるというふうに認識していただきたいと思いますし、普段からアーティストに対するリスペクトというか、こういう人たちが私たちの心を潤し、日々の生活を支えていると理解していただきたいと思います」と文化芸術への支援の必要性を訴えていた。

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