レプロエンタテインメント「浅草九劇」をオンライン型演劇場にリニューアル

[ 2020年5月22日 18:00 ]

「浅草九劇」オンライン化のイメージ画像
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 新垣結衣や長谷川京子らが所属する芸能事務所「レプロエンタテインメント」が、東京・浅草で展開する劇場「浅草九劇」を、オンライン型演劇場としてリニューアルすると22日、発表した。

 2017年に芸能の聖地・浅草に開業し4年目。「人を育む劇場」というコンセプトを体現するべく、才能あふれるアーティストやクリエイターと様々な試みを発信していた。

 しかし、新型コロナウイルスによる影響で演劇やライブエンタテインメントの自粛が求められる日々が続き、オンライン配信への需要が高まる中、浅草九劇は「オンライン配信が快適にできるような設備とスタッフを常設し、その企画と製作をサポートし、アーティストやクリエイター、そしてファンの皆様に貢献していきたい」とリニューアルの意図を説明している。

 リニューアルに伴いカメラ計6台、スイッチャー、ディスプレー等の機材を新たに導入し常設する。これにより、ライブ配信や収録でのオンライン配信が可能となり、DVDやブルーレイのパッケージ制作、ネット販売までもワンストップで実現できる。また同機材を使用した、他劇場への出張配信や出張収録も予定している。

 6月からは、具体的にオンラインコンテンツの企画と製作を進める予定で、まずは無観客配信をはじめとしたオンラインでの公演を実施していく。

 浅草九劇の佐々木弘毅プロデューサーは「今まで以上にクリエイターの熱意や努力に寄り添い、作品が生まれる瞬間を見守っていきたいと思います。オンライン配信を通じて、エンタテインメントの再開を心待ちにしているお客様一人ひとりとクリエイターとが手を取り合うことのできる、そんな劇場を改めて目指します。そして、いつかまた劇場にお客様が戻ってきてくれることを強く願っています」とコメントした。

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