NHKテレワークドラマ 柴咲コウら出演者の貢献度120%

[ 2020年5月4日 12:00 ]

柴咲コウ(左上)らが出演したNHKテレワークドラマ「転・コウ・生」(C)NHK
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 【牧 元一の孤人焦点】とても楽しみで、ワクワクする。柴咲コウが出演するNHKテレワークドラマが8日に放送される。

 NHKテレワークドラマは、新型コロナウイルス感染拡大を受け、出演者やスタッフが直接会うことなく打ち合わせ、リハーサル、収録を行って制作。満島真之介、前田亜季出演の「心はホノルル、彼にはピーナツバター」(4日後11・40)、小日向文世、竹下景子出演の「さよならMyWay!!!」(5日後11・15)、柴咲コウ、ムロツヨシ、高橋一生出演の「転・コウ・生」(8日後11・40)の計3本が放送される。

 中でも個人的に興味深いのが「転・コウ・生」。2017年の大河ドラマ「おんな城主 直虎」で共演した3人が再び顔を合わせるからだ。

 「直虎」を制作統括し、このNHKテレワークドラマも統括する編成局編成センターの岡本幸江副部長にテレワーク取材する機会があった。「柴咲さんと久しぶりに仕事をして、あらためて感じたことは?」と質問すると、岡本氏はこう答えた。「芯の強い女優さんだと思った。新たな挑戦(テレワークドラマ)にもひるまない。『こういう時に、こういうことが必要なんだ』という発信能力も優れている。『一緒に作り上げるんだ』という思いを感じた」。

 テレワークドラマは通常のドラマに比べ、特に出演者の負担が大きい。収録場所は「不特定多数が出入りしない安全な場所」で、そこに出演者を支えるべきスタッフはいない。衣装とメークは出演者の自前。撮影機材は事前に運び込まれるが、カメラワークは出演者に委ねられる局面が多い。

 岡本氏は「マルチなスタッフとして俳優さんに助けられた。柴咲さんも体力的には本当に大変だったと思うが、最後まで疲れた顔を見せず、走り切ってくれた」と明かし、テレワークドラマにおける出演者たちの貢献度について「120%」と断言した。

 柴咲らの「転・コウ・生」は、ファンタジーコメディー。外出自粛で家に閉じこもっていると「あの人に会いたい」という気持ちが募る。すると、なぜか「会いたい」と思った人と魂が入れ替わる珍事が発生。「シバサキコウ」が「むろつよし」と入れ替わり、さらに「タカハシイッセイ」とも入れ替わって大混乱となる。

 岡本氏は「テレワークドラマは登場人物が少なく、舞台設定が変わるわけでもない。だから、本当に、俳優さんのお芝居そのもの、俳優さんの熱い思いに支えられている。俳優さんたちの熱演をぜひご覧頂きたい」と訴えた。

 ますます柴咲らの芝居が楽しみになる。あらためて女優としての柴咲の力量について尋ねると、岡本氏は「座長というか、中心にいるべき女優さんだと思った」と答えた。

 ◆牧 元一(まき・もとかず)1963年、東京生まれ。編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴約30年。現在はNHKなど放送局を担当。

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