「週刊少年ジャンプ」9年ぶり発売延期…集英社社員コロナ感染の疑い

[ 2020年4月9日 05:30 ]

現在発売中の週刊少年ジャンプ(集英社HPから)

 集英社は8日、同社発行の人気漫画雑誌「週刊少年ジャンプ」の発売を延期することを発表した。

 同誌編集部に勤務する40代社員に新型コロナウイルス感染の疑いがあるため。20号は予定通り13日に発売するが、20日に発売予定だった21号(雑誌、デジタル版)を1週間延期し、27日に「21・22合併号」として発売する。27日は当初、ゴールデンウイーク前の特別版「22・23合併号」として発売予定だったため、23号は連休後の発売となる見通し。

 同社は6日から全社員を原則的に在宅勤務にしているが「作家・関係者への感染リスクを考え、週刊少年ジャンプ編集部全体で作業を一時中断するということにいたしました」と説明。同誌の発売延期は、東日本大震災の影響で紙などの資材と輸送燃料の確保が困難になった11年3月以来、9年ぶりとなる。

 同社によると、当該の社員は発熱があった2日から出社せず、医療機関で受診して自宅待機中。現在は「PCR検査待ち」の状況という。業務としては作家と直接接触する立場ではなかった。同社は6日、編集業務の40代社員が新型コロナに感染したと発表したが、今回の社員とは別人で、週刊少年ジャンプ編集部勤務でもないという。

 日本雑誌協会の調査によれば、同誌の発行部数は約160万部。主な読者対象は小中学生男子で、97年から20年以上にわたって人気上位をキープしている「ONE PIECE」をはじめ、大ヒット作「鬼滅の刃」などを掲載している。同編集部は、「必死に執筆を続ける作家をサポートして、読者の皆さまの心を明るくさせられるような漫画を届けていけるよう努力いたします」としている。

 ▽週刊少年ジャンプ 1968年に月2回発行の「少年ジャンプ」として創刊され、翌69年に週刊発行に。発売は月曜日。税込み290円。70年代は「ど根性ガエル」「マジンガーZ」、80年代は「北斗の拳」「ドラゴンボール」、90年代は「SLAM DUNK」「るろうに剣心」などが人気に。94年12月発売の「95年3・4号」で漫画雑誌の最高発行部数となる653万部を記録した。

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