カンニング竹山 “第2の母”の死去を知り涙「バラエティーで泣くとは思わなかった」

[ 2019年12月30日 14:11 ]

お笑いタレントのカンニング竹山
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 カンニング竹山隆範(48)が29日放送のフジテレビ「芸能人モヤモヤ事件簿 人生の未解決事件は2019年のうちに解決SP」(後10・0)に出演。無名時代に支えられた“第2の母”が亡くなっていたことを知り、「バラエティーで泣くとは思わなかった」と涙を流した。

 竹山は芸人として駆け出しのころ、東京都内のサウナ店でアルバイトをしていた。そこで、店長を務めていたのが、台湾出身の江さんだったという。竹山の芸能活動が「絶対成功する」と、いつも励まされていたといい、「お母さんです。飲みにも連れて行ってくれたし、金も貸してくれたりとか。料理も教えてくれて」「一番お世話になったのは江さんじゃないかな。ありがとうございました、しかないですよね。おかげで芸能で食えるようになったし」としみじみ話した。

 名前が売れ始めた2001年、竹山は約5年務めたサウナ店を辞めた。「俺、売れたよと、江さんに伝えたい」との竹山の願いを受け、番組が江さんの行方を捜索、娘・潘さんを取材した。潘さんによると、母は翌02年に肝臓がんを患い台湾に戻ったが、約1カ月後、51歳の若さで亡くなったという。潘さんは「母は天国で喜んでいます。あなたを応援してよかったと」と話した。

 このVTRをスタジオで見ていた竹山は涙。「自分で努力せずに、ほったらかしにしておいたというか。探そうとしなかったことがちょっと、どうにかなるだろうと思っていたから」と悔いた。「「バラエティーで泣くと思わなかったな」とこぼすも、最後はカメラ目線で「撮ってるんじゃないよ!」と、キレキャラらしく締めていた。

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2019年12月30日のニュース